【監理】鉄筋コンクリート造の梁に設けるスリーブの離隔距離

鉄筋コンクリート造
かめてつ
構造設計一級建築士のかめてつです。

スリーブが適切な位置に設けられているか?

それを確認するのも構造設計一級建築士の仕事です

この記事でわかること!
  • 各種スリーブの離隔距離

既製品の梁貫通補強筋

実務で接する機会が多い4つの工法を紹介します。スリーブを設けられる範囲の広さから私の一押しはダイヤレンNSです。

スーパーハリーZ(栗本鐵工所)

https://www.kurimoto.co.jp/product/item/03/290.php#OUTLINE

MAXウエブレン(テイエム技研)

https://www.tmgiken.com/products/max.html

ダイヤレンNS(コーリョー建販)

https://www.koryo-kenpan.co.jp/products/index/28

スリーブ離隔距離の早見表

スリーブ外径の引用元

早見表

条件:外径の平均値の3倍

①VP(VU)管+②VP(VU)管

 

①VP(VU)管+②ワインディングパイプ

 

①ボイド管+②ボイド管

あとがき

同業の皆さまは地中梁に設けるスリーブについて、柱面からの離れ寸法をどのように設定していますでしょうか?

一般的な既製品の認定条件である「梁せい」以上とすると、梁せいが大きい地中梁にはスリーブが設けられないことが多くあると思います。

よって、「1m以上離す」としているケースが多いと思いますが、慣習的なもので工学的な根拠はないと思います。

「梁せい」以上とする根拠=ヒンジ域に設けないなら、ヒンジが発生しないように設計している地中梁については物理的に補強筋が納まる範囲で、どこでもスリーブを設けていいように感じているのは私だけでしょうか?