この本を手にした理由
- メンタリストDaiGo氏の著書で紹介されていた
- 記憶力が衰えてきたと感じることがある
- 体を動かすことは好きなので脳も鍛えられれば一石二鳥か
- ストレスの多い日々を過ごしているのでなんとか解消したい。
読書は好きだけども読む本の数が増えない、読んでも身についた気がしないということから、読書術を改善しようとメンタリストDaiGo氏の著書を読んだ後に手に取った一冊目の本です。
年齢とともに記憶力が衰えてきたなと感じていた僕に取ってはぴったりの一冊です。
スキミングを利用して、読み終えるまでの時間短縮かつ読んだ内容を身につけることを目的として本著を読むことにしました。
スキミングと予測読み
「知識を操る読書術」から僕が選んだテクニックはスキミングと予測読みです。
まずは目次のスキミングからスタートしました。
目次から選んだ章
十章で構成される本著の目次から僕が選んだ章は下記の3つです。
- 第二章 学習-脳を育てよう
- 第三章 ストレス-最大の障害
- 第九章 加齢-賢く老いる
この章を選んだ理由は?と問われても、直感です。としか言いようがありません。
なんとなく「この本を手にした理由」を満足してくれそうな匂いがしたからです。後述しますが、この章だけでは僕の欲求を満足することはできず、結果的に他の章まで手を伸ばすことになるのです。
スキミングはこのTry & Errorの繰り返しでしょうか。
予測読み
続いて予測読みです。
- 学びを継続することで脳のおとろえをストップさせることができるかもしれない
- 著者が医学博士なので、運動をすると脳を鍛えられる、ストレスがなくなる、ということを理論的に説明してくれるのだろう。(超絶理系の僕にとって理論的であることは腑に落ちる決定要因になることが多いのでこれに期待)
- 老化は怖いが賢く老いることができれば、楽しい老後が過ごせるかもしれない。
前述の「この本を手にした理由」の延長線上です。
今まで気づいていませんでしたが、知らない間に予測読みをしていたんですね。これは今後も続けるとして、「知識を操る超読書術」の他のスキルにもチャレンジしていこうと思います。
第十章 鍛錬-脳を作る
読み始めた当初は意識をしていなかったのですが、僕はどうやら脳を鍛えるためのHow toを本書に求めていたようです。
そんな僕にとって最初に選んだ章からは満足することができず、再び目次に戻ってスキミングをすることになりました。
運動の強度
脳を鍛えるためのHow toを知りたい人はこの章だけ読めばOKです。
本著の中では運動強度の種類として下記の内容が紹介されています。アラフォーの僕は40歳を想定して当てはめ、具体的に下記のように想定しました。
最大心拍数=220−年齢=220−40=180
- 低強度 ウォーキング 最大心拍数 × 0.55 〜 0.65 = 180 × 0.55 〜 0.65 = 99 〜 117
- 中強度 ジョギング 最大心拍数 × 0.65 〜 0.75 = 180 × 0.65 〜 0.75 = 117 〜 135
- 高強度 ランニング 最大心拍数 × 0.75 〜 0.90 = 180 × 0.75 〜 0.90 = 135 〜 162
どのような運動をすれば自分の心拍数がどのくらいになるのか、を把握している人は少ないと思いますが今後の目安にはなりますね。
具体的な数値で示されると理系魂が燃えます。
運動の頻度
運動の頻度には諸説あるようで、アメリカの公の機関と著者の2つの事例が紹介されています。
- 公の機関:少なくとも週に五日、中強度の有酸素運動を三十分するのが望ましい
- 著者:週に六日、なんらかの有酸素運動を四十五分から一時間するというが理想だろう
公の機関のほうが緩いですが、社畜を自負する僕に取ってはどちらとも無理な頻度で、本書内でも下記のように記されています。
誰もが最大の効果を得られる最小の量を知りたがっている
引用:脳を鍛えるには運動しかない
みんな考えることは同じのようです。
週に三時間のウォーキングでも心血管系にプラスになることを示す研究も発表されているらしいので、めげずに自分ができる頻度と強度を設定しようと思います。
脳を鍛えるための僕の運動
元々体を動かすことが好きな僕は、週末に10km程度のジョギングをしています。
しかし、仕事がある日は帰宅時間が23時頃になることが多い僕には、平日の運動時間が確保できないことが問題です。
自宅で手軽にできるものはないだろうかとYou Tubeを見ていたところ、たどり着いたのがこちらです。
僕がよく見るYou Tubeチャンネル
時間別、部位別など多様なエクササイズに加えて、マンションでもできるドタバタしないものが紹介されています。テレビに出られたこともあるようなのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
チャンネル主とお母さんによる【HANDCLAP】2週間で10キロ痩せるダンスをお母さん(アラ還)と踊ってみたから一緒に踊ろう!は秀逸です。
筋トレから有酸素運動まで幅広く紹介されています。最近の動画はタイトルやアフレコが英語になっています。英語を勉強している僕に取っては一石二鳥でしょうか。
最近【10分】世界一痩せるスクワット!こちらの動画のスクワットにハマっています。普段使っていないあちらこちらの筋肉が筋肉痛になります。
これであれば平日の夜でも運動をすることができます。
当面は、こちらのエクササイズを週に三日(二日に一日ペース)、加えて週に一度のジョギングで体と脳を鍛えていこうと思います。
あとがき
スキミングをした結果、本著を読み終える(正確には必要と感じたところだけを読み終える)までに要した日数は七日間です。
これまでと比較して、圧倒的に早く読み終えることができたし内容も頭に残っているような気がします。今まではきっと「はじめに」や「第一章」のような、導入部分だけで若干疲れ気味だったんでしょうね。
ただし、貧乏性の僕はきっと今回飛ばした部分も読むことでしょう。
ちなみに、週に一回のジョギングでもこの一年で1km辺りのタイムが約2分早くなりました。(以前が遅すぎなんでしょというご指摘は真摯に受け止めます!)
年齢を重ねてからでも継続していれば成長するもんですね。