【やり抜く人の9つの習慣】目標に向けてやり抜きたいサラリーマン

Book
やり抜く人の9つの習慣/著者:ハイディ・グラント・ハルバーソン
あなた
今年の目標はあまり達成できなかったな。

新年の目標を立てよう!

かめてつ
かめてつです。

2019年に立てた6つの目標を一つも達成することができませんでした。

2020年こそは、目標に向けてやり抜くためにこの本を手に取りました!

一時間くらいで読むことができる本です。

本書の目次
  • 第1章 目標に具体性を与える
  • 第2章 目標達成への行動計画をつくる
  • 第3章 目標までの距離を意識する
  • 第4章 現実的楽観主義者になる
  • 第5章 「成長すること」に集中する
  • 第6章 「やり抜く力」を持つ
  • 第7章 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
  • 第8章 自分を追い込まない
  • 第9章 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する

「やり抜く力」とは?

難しい目標を達成するのには才能が必要

著者は、この文言には科学的な裏付けが欠けており、実際は、いわゆる”成功者”と呼ばれる人たちには思考や行動のパターンがあることが明らかになっている、と述べています。

本書で紹介されている9つの習慣は、目標達成とそのためのモチベーションについて、何十年にもわたる心理学の研究結果から明らかな事実とのことです。

個人で何十年も研究することができない内容を、一時間くらいで経験することができるのも読書の醍醐味ですね。

それがあれば苦労はしない「やり抜く力」

最近「グリット(Grit)」という言葉が注目されています。グリットとは、困難にも屈せず、長期的な目標達成に向けて全力を尽くす「やり抜く力」を意味します。

引用:やり抜く人の9つの習慣

この文章を読むと、それがあれば苦労はしません!という意見が聞こえてきそうですね。しかし、著者はそう思うのは気が早いと指摘しています。

それを身につけるための9つの方法が本書に記載されています。

普通のサラリーマンが目標達成のためにやっていなかったこと

本書で紹介されている方法の中には、サラリーマンをしていれば耳にするものもあり、実行すること自体はそれほど難しくは感じないと思います。

普通のサラリーマンである僕にとって、意識、無意識かかわらずに実行していた部分と、新しい気づきの内容があったので、後者について紹介します。

目標達成の切り札−if-thenプランニング

if-thenプランニングはとてもシンプルです。基本形は次の通りです。

「①(if)もし、Xだったら、②(then)Yをする」(=If X happens, then I will do Y.)

引用:やり抜く人の9つの習慣

運動を習慣化したい人が「①もし、月曜日、水曜日、金曜日になったら、②仕事の前に1時間ジムで汗を流す」とif-thenプランニングをした場合、91%の人が成功したのに対して、普通に目標設定した人は31%と結果に3倍近くの差が出たそうです。

2020年は、新たに資格を受けようと計画しているので、この例をそのまま使わせてもらって、

  1. 月曜日、水曜日、金曜日になったら
  2. 出勤前に1時間勉強をする

作戦で目標達成につなげたいと思います。自分に合っている頻度や内容は模索するしかなさそうです。

モチベーションを上げるフィードバックとは

目標に対するときには、対照的な視点があります。「これまで思考(to-date thinking)」と「これから思考(to-go thinking)」の2つです。

引用:やり抜く人の9つの習慣

  • これまで思考 → どこまでやり遂げたのか
  • これから思考 → あとどれだけやらなければならないのか

前者の思考が強い人は、早い段階で達成感を得て、早く気が緩んでしまうことが明らかなようです。

僕はどうもこのタイプのようで、資格の勉強でもそれまでやってきた勉強量のことに満足して、途中でモチベーションが下がりがちです。

その時には、過去の勉強量がわかるノートやデータを削除する方式で、無理やりモチベーションを上げていたのですが、「これから」のことを重視して目標までの距離を測り、モチベーションを維持しようと思います。

気の進まないことをして、意志力を鍛える

意志力を強くするためには、これまでやったことのない、気の進まないことを、自らの意思でやってみることです。
・間食でカロリーの高いスイーツを食べるのをやめる。
・毎日、腹筋運動を100回する。
・猫背になっていると気づくたびに、背筋を伸ばす。
・これまでやろうと思ってできなかったことに挑戦する。

引用:やり抜く人の9つの習慣

こちらも、それができれば苦労はしない!と聞こえてきそうです。

著者は、ひとつ新たに挑戦することを決めて、if-thenプランニングすることを推奨しており、本書の中で次のような例が挙げられています。

  1. (if)もし、スイーツを食べたくなったら、
  2. (then)ドライフルーツを最高3つまでたべる。

意志力は筋力と似ているので、定期的に正しい方法で使えば少しずつ強くすることができる、とのことなので身近なことから少しずつ試してみようと思います。

僕は休日に昼寝をして一日を過ごしてしまいがちなので、それを辞めるために、

  1. (if)もし、眠くなったら、
  2. (then)一杯のコーヒーを飲む

をやってみようと思います。ifもthenもいまいちしっくりきませんが、小さなことからコツコツと!って誰かが言ってたので、徐々に大きいものにしていきます。

シロクマのことだけ考えてはいけない!?

たいていの場合、人は「やめるべきこと」ばかり考えてしまいます。反対に「やりたいこと」「やるべきこと」を具体的に考える時間が少なすぎるのです。

「シロクマのことだけは考えてはいけない」

こう言われると、それまでシロクマのことなんか考えたことがなかったとしても、シロクマが頭から離れなくなってしまいます。

引用:やり抜く人の9つの習慣

言われてみれば確かに!という感じです。

例えば、甘いものを食べない!と思うと食べたい思いが強くなってしまいますが、ダイエットしよう!(結果的に甘いものを食べない)のほうが効果はありそうですよね。

本書の中で3つのif-thenプランが紹介されており、知らない間に普段僕たちが使ってしまっている方法は、逆効果になる場合もあると述べられています。

本書を手に取り正しい使い方を学んでみてはいかがでしょうか。

【結果を出す人がまっすぐ歩く理由】普通のサラリーマンによる分析

2019年12月26日

あとがき

このタイプの自己啓発本は、一度だけでは記憶に残りにくいので何度も読み返したいのですが、量が多いと挫折してしまいます。

本書は文字数が少なく一時間程度で読むことができるので、僕でも繰り返し読むことができそうです。

毎年、年明けに目標を立てるとそれ自体に満足してしまって、目標を達成するための行動を起こすことができない現象に陥っています。

今回は2019年のうちに目標を立てて、2020年の年始にスタートダッシュ、そして本書に基づいたやり抜く力で目標達成につなげます。

【やる気が上がる8つのスイッチ】モチベーションが上がらないサラリーマン