15×30=450分のパフォーマンス。サラリーマンと坊主頭の共存。

Break

悪いことをした時に反省の意を示すための代名詞であるような坊主頭。サラリーマンに坊主頭は良くないのでは?という意見もあるだろうが、この度僕は坊主頭にした。理由は好奇心の一点のみである。興味はあるがあと一歩勇気が出ないというサラリーマンへの後押しになれば幸いである。

悪いことしたの?

やはり圧倒的にこの反応が多い。初めから想定していたが、あまりに頻度が多いかつ長期間にわたるのでそれなりのストレスを感じる。しかし、これまであいさつをする程度の間柄だった人とも、これをきっかけに会話が弾みことがあるので悪いことばかりでは無い。

ストレスフリーになるために返答内容を最初から決めておくことをお勧めする。僕の場合は「開放感に満ち溢れたかったんです」又は、髭を生やして「首より上の毛の量を同じにしたかったんです」のどちらかで時々クスッと笑いをもらうことに成功する。

そして、サラリーマンが坊主頭にするメリットは、顔を覚えてもらいやすいということである。「メガネの人」「背が高い人」と言った顔を覚えるための特徴はいろんな人に当てはまるが「坊主頭の人」は中々いない。ここで注意すべきはソフトモヒカンのようなおしゃれ坊主ではなく、いわゆる丸刈りのガチ坊主のほうが効果的である、ということである。

寝癖直しからの解放

少しでも睡眠時間を多く確保したい。そう思っているサラリーマンは多いはずだ。朝起きてから家を出るまでに必ずすることの一つに寝癖直しが挙げられる。頭を濡らす+髪を乾かす+髪をセットする。この一連の作業に15分くらいはかかるのではないだろうか。

もっと言うと、「顔を洗う」の中で上記の三点セットも一度に終わる。これが最も坊主頭にしてよかったと思える瞬間である。毎日のことなので15分/日×30日=450分と一ヶ月で7.5時間の時短に繋がる。

8:30〜17:00が定時で休憩が1時間のサラリーマンにとって、7.5時間削減できることは、1日多く休んでも仕事のパフォーマンスは変わらない。定量的な数字で表すと迫力のあるインパクトではないだろうか。

坊主頭をキープする方法

僕は3mm坊主をキープするのに一ヶ月に一回の頻度で散髪をする。散髪屋へ行くとそこそこお金がかかるのだが、僕は自分で散髪をするセルフカットを選択はしていない。

A.6,000円/個÷B.1,200円/月=5ヶ月

BがQBハウスのようなヘアカット専門店の費用で、Aはそれなりの機能があるバリカンの値段である。5ヶ月以上坊主頭を続けるればセルフカットのほうがコストメリットがあることを示しており、きっと飽きてそれほど続けることはないだろう、というのが僕がプロカットを選択した理由である。

YouTubeで検索するとセルフカットの動画がたくさん出てくるが、僕がやるときっと虎刈りになる。鏡を見ながらの髭剃りですら剃り残しをしてしまうレベルなので間違いない。うまくできる自信がある、かつ長く継続する可能性のある人以外にはお勧めしない。

追伸

僕は客前に出ることが少ない技術系サラリーマンだからかもしれませんが、社会人なんだから坊主頭は辞めなさい、という意見はありませんでした。しかし、前述の通りお客様へ顔を覚えてもらうためには営業職の人にもメリットはあると思います。(個人の感想です。)