人を操る禁断の文章術/著者:メンタリスト DaiGo
昔から文章を書くことが苦手な僕はこの本を手に取った。超絶理系の僕でも本を読むこと自体は好きなのだが、読書感想文はできた人から帰っていいよ方式の時には、いつも最後まで残っているタイプである。そして、読んだだけで満足してしまい何も身につかないことが多いので、ブログをアウトプットの場に使って自分のスキルアップに利用する。
人は、受け取った情報が足りないときは想像や予測で判断する習性があります。/・・中略・・/つまり、文章を書くときにあえて情報量を少なくすることで、読み手の想像力を利用することができるのです。
引用:人を操る禁断の文章術
理系サラリーマンにとってこれはかなり難しい。一つのことに対して、あらゆる方面からアプローチし、正確な情報に基づいた考え方を発信することが求められる。そんな場面が多く、情報に不足があってはならない。一つの情報不足による判断ミスが数百万円、数千万円の損失を生んでしまう場合だって多くある。
そんな環境に長く身を置く僕にとって、情報は不足していた場合のほうが良い場合もある。ということは目からウロコものだ。そんなに簡単に実践できるものでは無いだろうが、ブログやツイッターを通して文章を発信する際には、読み手がどのように想像するだろうかということを想像していこうと思う。
「悩み」は、人の心を動かす大きなフックになるのです。/あなたの書いた文章が読み手の悩みをピンポイントで突いていれば、商品を売ることも、同意を取り付けることも、お互いの距離感をぐっと縮めることもできるでしょう。
引用:人を操る禁断の文章術
僕は悩みがある場合は最も先に利用するツールはインターネットである。すると大抵の場合は、その道の専門家や既に悩みを解決した先駆者がブログ等で発信していることが多くある。人に読まれるブログにするためには、その先駆者になることが手っ取り早いのだろうか。
悩みを抱える対象として、「サラリーマン」だけでは弱いと思い、そこに「建築」を足し算してみたが需要があるか否かはわからない。今は少なくてこれから増える分野。そういうものを見つけるのは難しいだろうが、アンテナを張っていつかは探り当てたいと思う。
追伸
第1章に「ありきたりな文章を、サクッと名文に変える方法」というコラムがあります。その中で例として紹介されている「あきらめたらそこで試合終了だよ」という漫画スラムダンクでの有名セリフのような名言を、僕がサクッと言えることは無いのですが、それを想像しながらツイッターやブログで発信していきたいと思う今日この頃です。