3wayバッグからビジネスリュックへの道【普通のサラリーマンが選ぶ】

Business

最近、リュックサックを使っているビジネスマンが増えてきました。一昔前までは、ビジネスの場にリュックサックなんて…という空気がありましたが、完全に市民権を得ていますよね。ノートパソコンや書類でカバンが重いことや、両手が空くことに対するメリットが注目されているのだと思います。

3wayバッグからリュックサックへと渡り歩いてきた僕が、ビジネスの場で使ってもOKなバッグを紹介します。

かめてつ
  • ビジネスバッグにリュックサックを導入しようとしている人
  • 3wayバッグかリュックサックか悩んでいる人

に向けた記事です。

3wayバッグからリュックサックへ移行した理由

3wayバッグ最大のメリットは3つの使い方ができるということです。言わずもがなですが、TPOに合わせた使い方ができるというのは、他のビジネスバッグにはありません。ただし、それが僕にとってはデメリットでもありました。ちなみに、僕が3wayバッグ時代に使っていたものはmaster-piece/マスターピースのものです。

あらゆる方向に使いやすいバッグはない!

3つの使い方にはそれぞれ方向性があります。いずれかの方向にとって使いやすく作られたバッグは、それ以外のパターンで使う場合に使いづらいケースが多くあります。

僕が使っていたものでは、手で持つブリーフケース(横長)としてのパターンに使いやすく設計されており、リュックサック(縦長)の状態では下の奥に入っているものはかなり出しづらい状態でした。

その時だけ横長にすればいいのでは?という意見はごもっともなのですが、長くリュックサックとして使っているとその状態で荷物のバランスがとれているのでそれも難しい状態でした。

For example
縦長状態でちょうど良いところに弁当箱が入っている → 横長状態にすると汁が漏れる

リュックサック以外の2wayの出番はない!

リュックサックとして使う場合、はっきり言ってそれ以外の2wayの出番はありません。僕は約3年間3wayバッグを利用しましたが、その間でリュックサック以外の使い方をしたのは1回だけです。それも長期出張の際に、スーツケースの上に乗せるのに肩紐が邪魔なので仕舞った程度です。

リュックサック状態での肩紐の出し入れは、ご想像の通りめんどくさいもので、滅多にその作業を選択しません。また、ショルダーバッグ状態でのショルダーベルトは自宅に置いたままで使うこともありません。(持ち歩けよ!という話ですね。)

せっかくの3wayなのに、ほぼ一種類のみ使い方であることに疑問を感じ始めた僕は、徐々にリュックサックへの道を歩むのでした。

僕が感じたこと
兼業には兼業の、専業には専業の良さがありますよね!

僕がビジネスリュックに求めるもの

  • 小分けがしやすい
  • 手に持つ時の持ち手がしっかりしている

財布、スマホ、鍵、定期、イヤホン、パソコン、マウス、モバイルバッテリーetc…。現代サラリーマンは荷物をたくさん持っています。小分けをする用のインナーバッグを利用する方法もありますが、それだとファスナーを最低2回は開ける必要がある等、面倒くさがりやの僕には馴染みません。

電車に乗る時やお客様訪問時など、リュックサックといえどリュックを手に持つ場面は多くあります。3wayバッグだと縦使い状態での持ち手がしっかりしているものがほとんどですが、リュックサックだと申し訳程度にしかついていないものもあります。

ビジネスリュックのブランド

MACKINTOSH PHILOSOPHY/トロッターバッグⅢ

3wayのデメリットを書いておきながらノミネートしていたこのバッグ。僕がこのバッグに惹かれた最大の理由は、荷物の量に応じてマチが調整できるということです。

僕の荷物の量は、デスクワークのみの日は少ない、出張の日は多い、時には作業着も入れて移動する、と日によって激しく変動します。特定の荷物の量に合わせてバッグの大きさを決めた場合、他の日の時は不格好になってしまうのですが、こちらは4cmのマチがあるので時々に合わせて厚みを変えられる事が魅力的です。

MAKAVELIC/CHASE RECTANGLE DAYPAK

THE NORTH FACEのリュックサックを代表としたこの縦長四角形のフォルムが好きという理由だけで、こちらがノミネートしました。ちなみに3wayバッグもこのタイプの形状のものが多く、どうしても惹かれてしまいます。

しかし、リュックを下ろした際の持ち手がしっかりしておらず(というかもともと手に持つように作っていない)、選択肢から外れました。最初から分かってはいたのですが、どうしもこの形のバッグが気になってしまったのです。

比較的値段もお手頃なので、手に持つ機会の少ないプライベート用に購入しようか考え中です。このマキャベリックというブランドのバッグは、僕の好みの形状をしたものが他にもあるのでこれからもウォッチします。

TUMI/ALPHA BRAVO シェパード

KING OF ビジネスバッグのTUMI。カジュアル寄りの印象になりがちなリュックサックでも、これならビジネスの場でもバッチリです。値段が高いことがハードルになっている人も多いと思いますが、僕にとってはそれを超えるだけの魅力があり、最終的にはこちらを購入しました。

値段のハードルを上回る満足感と、高級バッグを持っている自己満感、使いやすさetc…。今の僕にとってはパーフェクトです。Amazonや楽天では並行輸入品で実店舗より安く購入することができるようなので、散策してみてはいかがでしょうか?

あとがき

この分野はまだまだ発展途上のようです。僕が3wayバッグを導入した2016年頃はラインナップが少なく、選択肢が多くありませんでしたが、最近は様々なモデルが出ています。一度はリュックサックへの道をあきらめた人でも、たまに散策してみると新しい発見があるかもしれません。

ともに両手が使える通勤ライフを過ごしましょう!